卒業生の声

東北大学理学部物理学科
Y さん
出身中学校:足利市立第二中学校
受験において大切なこと
私が受験中特に大切にしていたことを2つ伝えたいと思います。1つ目は、自分を信じることです。受験期に入ると、ほとんどの人が「今自分のしていることは正しいのか」という不安を感じます。しかし、勉強法に正解なんて無いのだから、自分が良いと感じるやり方を信じてひたすら努力しましょう。2つ目は、一人にならないことです。受験期に感じるプレッシャーは、皆さんの想像を絶するものです。プレッシャーに打ち勝ち、私が志望校に合格できた最大の要因は、自由登校期間に入ってからも、毎日学校に通い続けたことです。頑張っている友達の姿を見てモチベーションを上げたり、ちょっとした雑談をして不安を紛らわしたりすることができました。「受験は団体戦」という言葉はこのようなことを意味しているのでしょう。受験は長く苦しい戦いですが、そこで得られる経験は必ずこれからの人生においてかけがえのないものになります。後悔のないよう、努力を惜しまないでください。皆さんの志望校合格を祈っています。

慶應義塾大学理工学部学門B
O さん
出身中学校:足利市立第一中学校
自分なりのルールを決めよう
私が皆さんに伝えたいことは2つあります。1つ目は勉強法です。スマホやテレビが気になってしまい勉強に集中できない、テスト前じゃないとやる気が出ないという人もいます。私も1,2年生の時はそんな感じでした。解決策は、誘惑を制限しすぎないことです。自分なりのルールを決めるべきです。「1時間やったら10分休憩する」というような時間のルールではなく、「ここまで終わったら休憩できるから頑張ろう」というように量(ページ)で決める方がいいと思います。2つ目は受験勉強の注意点です。まず、定期テストと入試を切り離して考えないことです。定期テストの勉強は受験勉強と重なっているからどちらも頑張ってください。次に、センター試験についてです。私は、二次対策をしていればセンター試験も解けるだろうと思っていましたが、うまくいきませんでした。しっかり対策をしてください。最後に、受験の道のりは大変だと思いますが精一杯頑張って下さい。

日本大学医学部医学科
F さん
出身中学校:白鷗大学足利中学校
夢を叶えるために
受験勉強は苦行です。僕が受験勉強を始めたのは高1の冬です。それまで成績が同じくらいだった友人に大敗したことがきっかけでした。それまでは3年になってから始めても間に合うだろうと思っていました。おそらく同じように考えている人もいるかもしれませんが、それは大間違いです。油断すること無く、合格に要求されている学力を身につけてください。では、受験勉強を何から始めればいいかわからない人にアドバイスをしましょう。まずは学校から配られた問題集を早く終わらせます。その後はそれと同じか少し難しいくらいの問題集を買い、何度も繰り返すといいでしょう。そうすれば自分の欠点も見つかり、克服するための高度な勉強に繋がります。これを早く始めることが重要です。受験は「人生を賭けた戦」です。苦しみを乗り越えて、皆さんが夢を叶えることをお祈りしています。

国際教養大学国際教養学部
F さん
出身中学校:栃木市立大平中学校
自己分析の重要性
私は1、2年のうちは志望校が定まらないまま、ただ学力を上げることを目標に勉強していました。転機となったのは2年の終わりに参加したセミナーでの現役大学生から直接聞いた「自己分析」の重要性でした。「こんなに頑張ったのに」と精神論的な考えにとらわれて勉強するのではなく、今の自分に何が足りず、それをどんな方法で克服するかを考えることでした。私は部活に入っていたし、塾には通っていなかったので、確保できる時間の中でどれだけノルマを達成できるか考えました。また、先生が以前いっていた「先生はたくさん使っていいんだよ」という言葉に甘え、苦手科目を克服しました。受験を通して、自分にこんなに向き合ったのも初めてでしたし、自分がどれほど周りの人に支えられているのかも知ることができました。お忙しい中励ましの言葉やご指導いただいた先生方や切磋琢磨した友人は私を大きく成長させてくれました。

埼玉大学教育学部学校教育教員養成課程
M さん
出身中学校:春日部市立飯沼中学校
自分で考える力
中学生のころから教員になりたいと考え、教員就職率が全国的にも上位である埼玉大学に魅力を感じていました。そして大学進学に有利で、大好きなサッカーも思う存分できる学校ということで、高校は佐野日大に決めました。佐野日大の指導は、押し付けることのない比較的自由度の高い授業が多く、自分なりの考え方や方法を考えさせてくれました。1日の家庭学習の時間は、部活動をやっていたころは1時間から1時間半、引退後は3時間から4時間程度です。受験では学習に手を付ける前に、目標とそれを達成するために必要なことを具体的に理解し、目標に到達する一番の近道を見つけ、効率的に勉強することが必要だと思います。これから始まる高校生活では、自分で自分自身のことを考える力が必要になります。自分の力を最大限に発揮できるように頑張ってください。

日本大学文理学部国文学科
K さん
出身中学校:小山市立小山中学校
大切なのは授業そして友達
中学生だった私が佐野日大へ見学に訪れた時、きれいな校舎や明るい学校の雰囲気、そしてキラキラした先輩方がとても魅力的でした。学習だけでなく部活動にも取り組みたいと考えていた私には、多くの種類の部活動があるということも佐野日大を進学先に決めた理由です。先生方は常に私たちを気にかけてくださり、困ったときにはたくさん背中を押していただきました。そのおかげでとても楽しく安心した学校生活を送ることができました。受験期は学校から帰った後の家庭学習を毎日2時間取り組むことを心掛けていました。忙しいときはスクールバスに乗車している時間も学習に利用しました。大学受験を通して、授業をしっかりと受けることの大切さと、励ましあえる友達がいてくれることのありがたさを学びました。まだ、将来の目標は決まっていません。それを見つけるために大学生活で何にでも挑戦し、たくさんのことを吸収したいと思います。

日本大学生産工学部建築工学科
K さん
出身中学校:下野市立南河内第二中学校
安心できる環境
佐野日大は日本大学の付属校であり、日本大学への推薦制度が有ります。その日本大学には幅広い分野の学部があり、将来の選択肢も広がります。この環境のおかげで安心して部活動に励みながら進路について考えることができました。将来は建築士を目指しています。もともと建築物や都市デザインに興味があったので、将来の夢へとつなげるために生産工学部に入学しました。受験期は最低でも2時間の家庭学習をし、片道1時間の通学時間も活用しました。担任の先生には進路についてアドバイスをいただき、私の可能性を引き出していただきました。部活動では調和と忍耐を学び受験勉強でも部活動で培った集中力が活かされたと思います。佐野日大は部活動に全力で励みながらも先生方のサポートを受けて目標に向かって努力できる環境が整えられています。皆さんもじっくりと将来を見つめて頑張ってください。

同志社大学経済学部経済学科
K さん
出身中学校:川崎市立はるひ野中学校
親身な指導
佐野日大には学業にしっかり取り組める環境があり、そこに魅力を感じ入学しました。先生方は生徒の状況に応じてわかりやすく指導をしてくださり、親身になって関わっていただきました。サッカー部員だった私は、学習の機会として何より大切にしていたのは授業です。授業の中で学習事項を理解し、帰宅後、復習をして記憶にとどめるようにしていました。これのおかげで部活動をやりながらでも受験に対応できる学力が身につきました。大学でもサッカーを続け、将来はサッカーの選手になりたいと考えています。サッカーはもちろん、食事や生活にも気を遣っていますが、一見スポーツとは関係がないように見える分野の学習も、考え方や判断力、理解を深めるためのトレーニングだと思って真剣に取り組んでいます。中学3年生の皆さん、高校の3年間は人生が大きく変化する時間です。一日一日を大切にし、いろいろなことにどん欲に挑戦してください。それが将来の夢へつながると思います。