国際交流 各種プログラム
イギリス姉妹校交流プログラム (約1週間)
イギリス・ストラトフォード・アポン・エイボンにある姉妹校(キングエドワード6世校、ストラトフォード・ガールズ・グラマースクール)生徒と本校の生徒が相互の家庭にホームステイしながら、学校の授業に参加し交流を行うプログラムです。それぞれの国や文化、学校生活について学び合うことで、国際理解を深めます。姉妹校間の懸け橋として、同年代の生徒同士の深い絆を結ぶ貴重な機会となっています。
参加者の声(イギリス姉妹校交流プログラム)
イギリスのキングエドワード6世校での研修を通して、現地の文化や生活の違いを体験しました。ホームステイ先では、食事や日常生活の習慣の違いに戸惑うこともありましたが、ホストファミリーの温かさに支えられ、楽しく過ごすことができました。学校では、日本とは異なり、授業ごとに教室を移動するスタイルに新鮮さを感じました。現地の生徒たちはとてもフレンドリーで、サッカーの話題などを通してすぐに友人ができたことも嬉しい経験でした。意見をしっかり伝える姿勢に触発され、自分の考えを持つ大切さを実感しました。とても刺激的で充実した時間でした。
イギリス短期海外研修 (約2週間)
姉妹校であるイギリス、ストラトフォード・ガールズ・グラマースクールにて、ブリティッシュ・カウンシル公認の教師による語学授業やフィールドワークを行います。各種アクティビティやホストファミリーとの交流を通じて、生きた英語を体験しながらイギリスの文化や習慣への理解を深めます。シェイクスピア劇場、オックスフォード大学の見学やロンドン市内の観光もプログラムの中に含まれています。
参加者の声(イギリス短期海外研修)
現地の先生はわかりやすい英語で丁寧に教えてくださり、またホストファミリーの優しさのおかげで、人見知りだった私も安心して積極的にコミュニケーションを取ることができました。現地での体験を通して学校の授業やインターネットだけでは得られなかった文化の違いを知ることができました。そうした違いを、偏見を持たずに多様性として受け入れることが、真の国際理解につながるのだと気づかされたことは私にとって大きな成長でした。今後は新たな留学経験や多言語習得を目指し、世界の人々と交流を深めていきたいと考えています。
ニュージーランド・ターム留学 (約3か月)
ニュージーランドでホームステイをしながら姉妹校であるタマテア高校などの現地校に通います。現地の生徒たちと共に学校生活を送り、文化や生活を体験することにより、語学力・国際感覚を磨き、人間性を高め、世界で活躍できる力を養います。長期の海外生活により、自立心や論理的思考力を確立する貴重な研修になっています。
参加者の声(ニュージーランド・ターム留学)
留学を通して学んだことの一つは、「自分の言葉で伝える力」の重要性です。英語をただ話すのではなく、自分の考えや文化をどう伝えるかを意識するようになりました。うまく伝えられず悔しい場面もありましたが、そこで立ち止まらず、工夫して伝える姿勢が身につきました。また、街の人へのインタビューや動画制作のアクティビティを通して、言葉への関心も高まりました。さらに、料理イベントへ参加したことにより、食を通じた交流の力を実感し、文化の違いを超えて人とつながることの面白さを感じました。こうした経験から、「人と食との関係」というテーマを深めたいという目標が生まれました。
ハンガリー・オーストリア研修 (9日間)
ハンガリー、ブダペストにある姉妹校であるフンファルビ高校を訪問し、ホームステイをしながら現地の高校生と交流を深めます。ヨーロッパの文化や歴史に触れることにより、グローバルな視野と国際理解を深めることができます。この交流は隔年で相互訪問を行っています。
参加者の声(ハンガリー・オーストリア研修)
姉妹校であるフンファルビ高校との交流に参加し、ブダペストでホームステイをしました。ホストシスターは自分の考えをはっきり伝える力と、周囲の人に配慮する優しさを兼ね備えた素敵な人でした。共に過ごす中で、私は自然と心を開き、さまざまな話題で会話を楽しむことができました。カーロリ大学やJETRO現地事務所の訪問、現地の生徒との交流など、すべてが新鮮で心に残る体験でした。この研修はかけがえのない思い出になったのと同時に、これまでにない視点やものの見方を得ることができました。今後もさまざまな国や人々と関わりながら、自分の視野をさらに広げていきたいです。
その他のプログラム・交流活動
シェイクスピア賞

16世紀の文豪ウィリアム・シェイクスピアが学んだとされるイギリスのキングエドワード6世校の校長が授与する特別な賞です。佐野日本大学高等学校・中等教育学校の生徒及び卒業生で、文武両道に優れ、人格的にも模範的な人物に贈られます。この賞は、イギリスの名門校の教育理念を体現し、次世代の社会を担う優れた若者を讃えるものです。
ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジ「付属高校生のプログラム」(18日間・年2回)

日本大学の学術交流協定校であるイギリス・ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジにおいて、日本大学付属高校の生徒たちと共に生活しながら、同カレッジのプログラムによる英語、歴史及び文化の授業を受ける研修です(日本大学主催)。他の日大付属生やケンブリッジ大学の学生との交流を通して、国際的な視野を広げることができます。
アメリカ海外研修(仮称)※2026年春~実施予定

美しい自然に囲まれたカンザス州ローレンス市に位置するカンザス大学で、学生リーダーが主導する本校生徒のための特別授業を通じて、語学力向上を目指すとともに、チームビルディングやリーダーシップスキルを強化する活動を行います。また、現地文化を学ぶためのフィールドワークや文化体験も実施され、実践的な学びを得ることができます。
ラグビーフレンドリーマッチ

姉妹校交流の一環として、語学や文化等を学ぶ留学体験だけでなく、スポーツを通じてお互いの文化や価値観を深く理解する貴重な機会を提供しています。両校のラグビー選手たちはこの交流を通して、ワールドラグビー・ラグビー憲章にある5つの価値観「品位・情熱・結束・規律・尊重」の重要性を深く心に刻んでいます。
ドイツ遠征(サッカー)

サッカー部員対象の海外遠征(隔年実施予定)。現地学生との交流を行うとともに、現地チームによるコーチングで技術を磨きます。また、ブンデスリーガ観戦やユースチームとのトレーニングマッチなど充実した日々を過ごすことができます。サッカーを通じて異国の文化を学ぶとともに、今後の活動に活かす経験を積むことができます。
中国語講座

佐野日本大学短期大学から講師を招き、発音や日常会話を中心に、基礎から丁寧に中国語を学びます。ネイティブの先生による授業は初めて中国語に触れる生徒にもわかりやすく構成されています。学んだ表現を交流校である北京市月壇中学とのオンライン交流(年2回)で実際に活用する機会を設けています。