【特別進学コース】研修旅行2日目
2日目の朝は、日が昇る前、まだ暗く外に何があるのかわからない状態からのスタートでした。
朝食後はすぐに出発でした。ガイドさんがバスの中でできる体を動かすゲームをしてくれたり、熊本地震の話をしてくれたりと、飽きることなく熊本港に到着。バスごとフェリーの船内に入り、長崎県島原市に向けて出発しました。
フェリーでは、かもめに餌をあげる体験ができました。風が強かったのですが、潮風にあたりながらの航海は楽しいものでした。
その後、雲仙岳災害記念館「がまだすドーム」にて、これまでの島原での噴火のお話をCGを使ってわかりやすく説明をしてもらいました。
また、水と同じ容積の火砕流が流れてきた場合、どのくらい衝撃が違うのか、を重さで体験するものがあり、「これはやばい」という生徒の声が印象的でした。
そして、「雲仙・大火砕流378秒の遺言」では、当時の方々のさまざまな思いが詰まったドキュメンタリー番組を見て、本当に考えさせられました。
その後、シーサイドホテルで昼食をとり、島原の郷土料理「具雑煮」や「かんざらし」をいただきました。
ここからは長崎市内の班別自主研修のために少し長い時間バスでの移動となりました。ここでもガイドさんが話を盛り上げてくれました。そして、明日の「平和の式典」「原爆資料館」にて必ず考えさせられることになる原爆の怖さと、医師「永井隆先生」の逸話を話してくださいました(明日はバス内での時間がないため)。涙する生徒もおりました。
待ちに待った長崎市内の班別自主研修では、計画を立てたルートを元に、楽しく過ごしていました。
最後の夕食では、校長先生から、保護者の方、旅行会社の方など、多くの人のおかげで実施することができたこの研修旅行に「感謝の気持ちを持つように」というご挨拶をいただきました。
明日はいよいよ「平和学習」「JTBオリジナルプログラム」の日です。この時にしか感じることのできない経験を、明日も肌で感じて欲しいと願っています。