第10回 高校生バイオサミット 「優秀賞」受賞!
8月24日に第10回バイオサミットに参加しました。バイオサミットは、慶応大学の慶應義塾大学先端生命科学研究所が企画する生物研究の発表会です。
本来であれば、山形県の鶴岡市にある慶應義塾大学先端生命科学研究所で3日間の日程で行われる発表会なのですが、今年は新型コロナ感染症の対策ということで、会議アプリであるzoomを使って大会に参加する形となりました。
今年は68組の応募があり、研究の内容を4分間のプレゼンテーション動画にまとめて審査をして、決勝進出の20チームを決定します。
本校のSSクラスから2チーム出場し、3年5組の染田昌哉君の「
彼は昨年の夏休みに毎日、自宅近くの小山運動公園でセミの抜け殻の回収とその場所の環境(気温・湿度・pH・地温・水分量)を計測し、セミの羽化にかかわる条件を徹底的に調査しました。結果として、地温がある一定の温度に達した時に羽化が始まるという結論に達しました。
今年も、小山公園内を徹底的に調査した結果、昨年と同じ地温に達した時にセミが羽化するという結果を、再び得ることができました。
決勝戦ではライブ状態で4分発表を行い、審査員から6分間の質問の時間が取られています。昨年と今年の結果により再現性が認められ「優秀賞」をいただくことができました。
新しい課題も見えてきたので、今後その課題を修正し、研究に磨きをかけていきます。