【学校行事】令和7年度入学式
令和7年4月5日(土)、入学式が挙行されました。
開会の辞に先立ち、校旗掲揚が行われました。
校旗掲揚の様子
その後髙原校長先生の入学許可に続き、式辞をいただきました。
校長式辞 髙原校長先生
髙原校長先生は、第62期の新入生に祝意を表したあと、60年を超える本校の歴史の中で、時代を超えて受け継がれる「自主創造」「文武両道」「師弟同行」という三つの校訓が長年にわたり本校の教育の根幹をなし、多くの卒業生がこの精神を胸に刻み、社会で活躍する礎となっており、これからの3年間でこの校訓をしっかりと心に刻み、それぞれの道を切り拓いていってほしいと述べられました。
(以下一部抜粋)
さて、新入生の皆さんがこれからの高校生活をより充実したものにするために、2つのことをお話しします。
1つ目は、「挑戦すること」。高い志を持ち、自分の夢に挑戦してください。そして、その夢を実現させてください。
「立志は万事の根源なり」
これは、日本大学の礎を築かれた学祖・山田顕義先生が学んだ「松下村塾」の吉田松陰先生の言葉です。志を持つことがすべての始まりです。志があれば、人はどんな困難にも立ち向かうことができます。挑戦には、失敗が伴います。しかし、失敗を恐れずに挑み続けることで、人は成長します。新たなことに挑戦し、自分の限界を超え、新たな可能性を広げてください。
2つ目は、「他者を思いやり、よき友人をつくること」。
学校は、仲間と共に学び、支え合う場です。自主創造の精神を育みながら、互いに学び合い、励まし合うクラスの雰囲気をつくってください。他者を尊重し、思いやる心を持つことが、充実した高校生活につながります。
また、人は人とのふれあいを通して心を豊かにします。特に高校時代に築いた友情は、生涯にわたる支えとなるでしょう。文武両道の精神のもと、学業に励み、部活動や学校行事に積極的に参加する中で生まれる友情を大切にしてください。人の生き方や考え方に最も影響を与えるもの、それは「人との出会い」です。クラスの仲間や先輩・後輩との出会いを大切にし、かけがえのない友情を育んでください。それは、皆さんの一生の宝となるはずです。
新入生の皆さん、高校生活の3年間は、人生においてかけがえのない時間です。自らの夢に向かい、努力を惜しまず、充実した日々を送ってください。皆さんのこれからの活躍を、大いに期待しています。
続いて、日本大学副学長の兼坂 佳孝様より学長祝辞、来賓としてPTA副会長の井上 純道様よりPTA会長祝辞をいただきました。
その後、祝電披露と登壇者の紹介があり、続いて「新入生代表誓いの言葉」を1年1組の小林 真柚さんが、「在校生代表歓迎の言葉」を3年2組の田部井 瑠那さんがそれぞれ行いました。
新入生代表誓いの言葉 1年1組 小林 真柚さん
小林さんは、これから共に歩んでいく仲間たちとここから高校生活をスタートできることへの喜びと期待を述べた後、
「I know that I know nothing.」
「自分が何も知らない、ということを私は知っている。」
と、哲学者ソクラテスの言葉を挙げ、本校の校訓である「自主創造」「文武両道」「師弟同行」の精神のもと、志を高く掲げ、邁進していくことを述べました。
在校生代表歓迎の言葉 3年2組 田部井 瑠那さん
田部井さんは、
「新しくできる友達と新しい環境で過ごす学校生活に心躍らせる反面、この先慣れない通学や部活、授業、生活リズムなどに不安を感じることもあるでしょう。そのように感じたとき、近くにいる学校をよく知る先輩や先生方はとても頼りになる存在です。同学年だけでなく、他学年との交友関係を広げる良い機会と思い、分からないことをたくさん聞いてみてください。私たちは皆さんと交流できることを楽しみにしています。休み時間や放課後、部活動の時に気楽に話したり、仲良くできたら嬉しいです。」と新入生への思いを述べ、
「挑戦する機会というものは誰にでも平等である。」
というスティーブ・ジョブズの言葉を挙げ、成功するかどうかはいったん考えず、挑戦することが何よりも大事であり、本校の豊富なプログラムを活用し、いろいろなことに挑戦し、自分の可能性を見出せる三年間にしてほしいと述べました。
閉式の辞の後、役教職員と第一学年担任の紹介がありました。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
本校でたくさんの挑戦をし、3年間でさまざまな可能性を探り、
そして、大きく成長してくれることを期待しています!
共に頑張りましょう!
新入生の保護者の皆様、3年間どうぞよろしくお願いいたします。