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佐野日本大学高等学校

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【国際交流】ニュージーランドターム留学

先ほどの投稿に続いて、今度はタマテア高校でターム留学に参加している生徒達を訪問。

調印式から数日のちに、今年度最初の登校日を迎えるということで、その「式典」にも参加させていただきました。

(左より:高等学校・中島さん、渡邊高等学校校長、中等・飛田さん、高等学校・大舘さん)

1月22日の渡航から約1週間の「慣らし」を経て、本日から登校が本格的にスタートしました。

 

NZは日本にように4月が新年度のスタートではなく、この時期にいわゆる「始業式」が行われます。

ただし、タマテア高校では通常の「それ」ではなく、Powhiriという特別な儀式が行われます。

指示されるまま会場に進むと・・・

マオリ族の起源と言われるサモアの衣装に身を包んだ校長先生と、全校の教職員そして全校生徒が新入生を出迎えます。

Robin校長の新入生を激励するマオリ語での挨拶が終わり、新入生たちは、在校生全員と挨拶をします。

ただし、その挨拶も「マオリ式」。

全員が一列に並び、体の一部を互いに触れ合い、各々の「誓い」を胸に刻みます。

中島さん

大舘さん

飛田さん

 

ちょっとだけ緊張しているようでしたが、きっと笑顔と共に、このターム留学でのそれぞれの「誓い」を胸に刻んだことでしょう。

 

式典ののち、学校敷地内のグラウンドにて、姉妹校調印の記念として植樹をさせていただきました。

この場所は、学校の広いグラウンドの一角に新しく設けられた、マオリ族にとって貴重な「原種」を育てる庭園です。

渡邊校長が今回の訪問と姉妹校締結を記念した苗木を植樹されました。

両校の発展とともに、この木も大きく成長していくとことでしょう。

渡邊校長の右隣の方はタマテア高校の施設の壁に描かれた壁画のモデルになったマオリ族の女性の先生です。

この先生はタマテア高校立ち上げ当時から在職されているいわゆる「god mother」のような存在。

現在70歳を越え、なお現役で生徒たちのカウンセラーとして活躍されています。

最年長である「大人(=過去)」から未来を担う「若者(=未来)」へと希望をつなぐ壁画として描かれました。

とても素敵なコンセプトです。

 

1月22日〜3月中旬まで、ターム留学が続きますが、これは参加した生徒たちの人生に大きな影響を与える特別なイベントです。

1日たりとも無駄にすることなく、どうか健康に気をつけて、成長して帰国してもらいたいと思います!