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佐野日本大学高等学校

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【国際交流】イギリス短期海外研修‘25⑨

〜薔薇の都から日本へ…ロンドンで締めくくる研修最終日〜

イギリス最終日の本日は、早朝にストラトフォードアポンエイボンを出発し、ロンドンで研修を行います。始まりの地、そして出発の地でもあるレジャーセンターから一路ロンドンへ。

慣れ親しんだミニバスとも今日でお別れです。

最後には現地コーディネーターのイアンさん、ジャネットさんがわざわざ見送りに来てくれました。この10日間、常に温かく支えてくださったお二人に、心からの感謝を伝えます。

ロンドンに到着すると、その人の多さに圧倒されます。日曜日ということもあり、観光客も地元の人々も入り混じり、大通りは大賑わい。中世から“薔薇の都”とも呼ばれたこの都市は、歴史と現代が溶け合い、まるで生きた博物館のような魅力を放っています。

最初に訪れたのはバッキンガム宮殿。英国王室の公式宮殿であり、ロンドンの象徴的存在です。衛兵交代式で知られる宮殿は、広大な敷地と壮麗な外観を誇り、その佇まいは威厳と格式を感じさせます。

続いて、宮殿から少し歩き、ビッグベンで有名なウェストミンスター宮殿へ。国会議事堂として使われるこの建物は、ゴシック様式の美しさが際立ち、テムズ川沿いに堂々とそびえ立っています。ビッグベン(現在の正式名称はエリザベス・タワー)はその象徴的な時計塔で、ロンドン市民にも観光客にも愛される存在です。

お昼は待ちに待ったフィッシュ&チップス。

この日のためにあえて食べずに楽しみにしていた生徒もいれば、ホストファミリーから振る舞われた味と食べ比べをする生徒も。カリッと揚がった衣とほくほくのポテトに、全員が笑顔のランチタイムとなりました。

午後は大英博物館の見学へ。

入館料が無料であることから、教育の機会均等や文化へのアクセス向上を目的に、多くの人々が訪れる世界最大級の博物館です。ロゼッタストーンやエルギン・マーブルなど、人類史を彩る数々の展示物に囲まれながら、現地ガイドの田中さんが混雑をうまく避け、効率的かつ丁寧に案内してくださいました。人の多さにも驚きつつ、世界の文化に触れる貴重な時間となりました。

今夜は研修初のホテル泊。といっても、明日の出発は午前5時。ハンバーガーでエネルギーを補給したら、日本への長いフライトに備えて休みます。

帰国便は8月11日9:20ロンドン・ヒースロー発BA007便羽田行き。到着は日本時間8月12日7:00予定です。