日本学生科学賞栃木県展覧会
第64回日本学生科学賞栃木展覧会に3年5組の染田昌哉君が「セミの生態~セミの羽化条件について~」の研究内容で参加しました。
研究内容をポスター3枚にまとめて、研究成果とともに展示し、審査員の方々に見てもらい審査してもらうというものです。
染田君は小学生のころからセミに興味を持っており、家の近所の小山運動公園でセミの調査を行ってきました。
セミが羽化する時期に“セミの抜け殻”を毎日回収することで、どのセミが何匹羽化したのかを調べていました。気温や降水量などと照らし合わせたり、セミが鳴く時間を求めたりとデータを積み重ねてきました。
より発展的な研究をしたいということで本校を志望し、高校に入ってからは、気温、湿度、pH、地温、照度をより正確に測り、データを取ってきました。
膨大のデータの中、ある共通性を発見しました。それが「地温」で、「一定の温度に達すると羽化が始まる」というものです。昨年それに気が付き、今年も同じ温度で羽化が始まったことから、どうやら再現性がありそうです。
今回は「最優秀賞」「栃木県知事賞」と中央大会行の切符を手に入れることができました。
次は8000字以内のレポートになります。次の大会に向けて頑張りますので応援よろしくお願いします。