令和7年度薬物乱用防止教室
7月23日(水)、学校薬剤師の渡邉理絵先生による薬物乱用防止教育が行われました。
薬の正しい使い方とオーバードーズ対策についての次のような話をしてくださいました。
薬物というと大麻などの違法薬物が思い浮かびますが、ドラッグストアで入手できるような薬も使用法を誤ると中毒や依存症に陥ります。
薬は健康を維持するために欠かせない存在ですが、用法用量を守って使うことが非常に重要です。違法薬物の所持は法律に違反する行為であり、厳重な罰則があります。また、薬物乱用は脳への影響や運動機能の低下など、体に大きな影響を及ぼす可能性があります。
特に、OD(オーバードーズ)は薬の過剰摂取を意味し、健康に重大なリスクをもたらします。近年若者による、市販薬の中毒依存症が急速に増加していることが問題視されています。
オーバードーズの対策として、次の点を特に心掛けましょう:
- 薬に関する正しい知識を持つこと
- 悩まずに相談できる人を見つけること
- 自分自身を大切にすること
また、悩んだときは
①あなたが大切に思う人は?
②あなたのことを大切に思ってくれる人は?
③あなたの好きなもの(好きなこと)は?
④これからやりたいこと、将来の夢は?
⑤薬物の正しい知識
の5つについて思い出してください。
薬の正しい使い方を理解し、適切に使用することで、健康を守りましょう。
薬についてのクイズや薬物使用を誘われた時の断り方の実演など、大変わかりやすく説明してくださり、生徒も真剣に聞いていました。